再鑑賞。スコットランドで牧畜をしているロブロイは、牛を購入して仕事を拡大する為にモントロール公爵に融資してもらうがその金貨を何者かに盗まれる。
公爵は対立するアーガイル公を中傷して陥れるなら借金の件は相談にのってやると申し入れるが「アーガイル公爵に義理はないが汚い真似をする事と根拠のない中傷は卑怯だ」と断るロブロイは投獄されそうになり、脱出して追われる身となる。何だかSNS時代の今でも通用しそうなテーマです。
ロブロイを追うのはティムロス演じる没落貴族アーチボルト。スケベでひょうひょうとしたイヤ〜な奴。見ていて憎たらしくなる演技はこの年のアカデミー助演男優賞にノミネートされました。受賞してほしかったけどライバルは『12モンキーズ』のブラピに『ユージュアルサスペクツ』のケビンスペーシーと『ベイブ』のおじいちゃんジェームズクロムウェル。後に［ロロトマシ］で繋がってくるスペーシーとクロムウェルです。
ティムロスが本来のイギリス英語を喋っているのも見どころで、リーアムニーソンは今では銃を撃ちまくって戦っているけど、昔は騎士道精神で剣を振り回して戦っていたのでした。
