王冠と霜月いつか

ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎の王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

“君は全ての窓が南向きの部屋にいる。窓の外には熊が歩いている。その熊の色は何色だ?”

いやあ、懐かしい!

スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮の若き日のシャーロック・ホームズの冒険を描いた作品。昔、WOWOWで放送した際録画もしたんですが、💿が見つからないし、サブスクにないので円盤買っちゃいました。

映画オリジナル・スピンオフ的作品。寄宿学校での同じく若きワトソンとの出会いから((^_-)は無し)演繹的推理法、ライバルとの戦い、恋愛と彼等の青春時代をミステリー&ホラーテイストで描いている秀作、評価低めですが私は大好きです。 実は、モリアーティ教授との「出会い」も描かれて、続編が作られるよとフリだけあって実際は作られませんでした。でも、ソレはフリではなくて、生涯のライバルとの出会いなので、こんな所から因縁は始まっていたのだという描写に過ぎなかったのでしょう。

昔、何かのTV番組で、おすぎさんが、概ね作品を褒めてから、1つだけ残念なのは主演の子が、美少年じゃないのよとコメントしていました。当時はピンときませんでしたが、彼の「好みのタイプ」じゃないという意味だったんでしょうね(笑)

1985年の作品。ホームズ役のニコラス・ロウは、2015年のイアン・マッケラン主演のMr.ホームズ・名探偵最後の事件という作品に名前を連ねています。まだ観ていないので、どんな役柄なのかは不明ですが。