YasuhitoArai

小間使のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

小間使(1946年製作の映画)
3.5
エルンスト・ルビッチ監督作品。
1939年イギリス。シャルル・ボワイエ演じるチェコから亡命してきた作家のベリンスキーは、パーティで知り合った貴族の家に居候させてもらうことになったが、ジェニファー・ジョーンズ演じるクルーニーもそこでメイドとして働いていて・・・という話。

ルビッチが自身で完成させたという意味では遺作。
お互いに変わっている男女のラブコメ。ルビッチらしい気品を感じさせる言葉のやり取りが進む。イギリス人の、品を取り繕っている様をかなり描いていた。

ベリンスキーがチャイムを鳴らして逃げるネタに笑った。クルーニーの相手役のアンドリューのしゃべり方がかなり戯画的。
オープニングクレジットの絵が可愛い。
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