エルンスト・ルビッチ監督作品。
1939年イギリス。シャルル・ボワイエ演じるチェコから亡命してきた作家のベリンスキーは、パーティで知り合った貴族の家に居候させてもらうことになったが、ジェニファー・ジョーンズ演じるクルーニーもそこでメイドとして働いていて・・・という話。
ルビッチが自身で完成させたという意味では遺作。
お互いに変わっている男女のラブコメ。ルビッチらしい気品を感じさせる言葉のやり取りが進む。イギリス人の、品を取り繕っている様をかなり描いていた。
ベリンスキーがチャイムを鳴らして逃げるネタに笑った。クルーニーの相手役のアンドリューのしゃべり方がかなり戯画的。
オープニングクレジットの絵が可愛い。