デビットリンチ監督作品(1976年)
彼の映画第1作目で、1人で製作・監督・脚本・編集・美術・特殊効果をやっているという。
本人いわく、この映画ほど自分のやりたいことが100%やりきれているものはないという作品のようで、この奇妙でエキセントリックなシュールなお話はなんと彼の私小説的なお話とのことです。
貧困時代の時に結婚して子を授かったはいいものも、自信の夢と現実の生活の間に挟まれ、よく悪夢にうなされていて、そんなイメージからこの作品を制作したということ。
そんなイメージから一切の妥協なく、映像のクオリティと自身の表現したいことをフィルムに定着させた能力には賛美しかないし、物作りのひとつの指針になる作品かと思います。
ちなみに、エイリアンみたいなリアル特撮は、実際の生き物を利用したという噂...(気持ち悪い)