みらい

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのみらいのレビュー・感想・評価

3.9
【信じがたいほどに鮮やかな実話】
観終わった後に「え、これどこまでが本当?」とググってしまったほど。
主人公フランク・アバグネイルはWikipediaがあり(ちゃんと最後まで読んだ)、司法試験は2週間じゃなくて8週間かけて合格したそうだけど、ほとんどが実話のびっくりノンフィクション映画でした。


【才能は活かすも殺すも自分次第】
アバグネイルは出所後、才能を活かしセキュリティコンサルタントとして活躍している。これは本当に思うことだけど、出過ぎた杭は使った方が良い。
日本は平均的な人を作るような教育や働き方が多い。でもだからこそ、彼のような飛び出た杭を活かせる生き方に無条件に惹かれるところがあるんじゃないかと思う。
彼は自分の活かし方、才能の売り込み方を知る天才だと思った。


【親子の確執】
何となくだけど、『モリーズ・ゲーム』『アイ,トーニャ』と主人公が刺激的なノンフィクション映画は親との忘れることの出来ない何かがある気がする。やはり生まれてくる場所は選べない。
良い意味でも悪い意味でも、この子にしてこの親ありな作品と良く出会う。


こんなことあるの⁉ありえない!と面白く見ていたらあっという間な140分でした。これを機にノンフィクションをたくさん見てみたいと思う。


【ジョン・ウィリアムスの音楽】
これかスピルバーグ作品だとも、ジョンウィリアムスの音楽だとも知らなかったけど、聞いて一瞬で分かった。この人の音楽は本当に凄い。オープニングの音楽は本編観る前に2回見た。
みらい

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