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危険な関係のmのレビュー・感想・評価

危険な関係(1959年製作の映画)
3.9

一風変わったメロドラマ。

ヒロインが当時には珍しいフェミニスト(?)もしくは変態。
不思議な恋愛関係だけど、やっぱりどうみても男よりヒロインの方が辛そうなんだよね。
女が男みたいになろうとしたって上手くゆかないし、無理してるってのがよくわかる。

相手に寝取られて喜ぶような変態なら、あんな演技にはならないよなと思うと、やはり精神的に男女平等を目指すための意地のように見えてくる。

夫を使って少女を陥れようとするのは、処女性(純粋)への妬みと憧憬か。
男とはこういう生き物だと、少女に残酷に突きつけたいような衝動。ヒロインが男に傷ついてきたがゆえの防衛としてフェミニズム性が生まれたか?
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