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プレタポルテのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

プレタポルテ(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



ファッション業界のドンの殺害事件(←衝撃のラスト(ハムの脂身を食道に詰まらせ窒息死…(死因が残念すぎるのもまた因果応報かも…))…笑)に端を発して明らかになっていく ファッション業界関係者らのいざこざに次ぐいざこざ…愛憎模様…その醜さ 汚さ…(&1組のカップルの数奇な運命的出会い…?)
(→外見とか 地位や名誉とか 男女関係のいざこざとか etc…に捉われ 心乱された生き方がいかに愚かなものであるかを反面教師的に教えてくれる…表舞台における華やかさは人々から羨望され 憧れの対象となるものかもしれないけど、それが虚飾のものであり 憎悪に満ちたものであるならば、心の平静や平安があって 平凡でも心豊かな愛ある人生の方が価値あって美しくて素晴らしいものだと思うな…)

・ちょくちょく「トムとジェリー」的なクスッと笑えるポイントがあって楽しいのが好き
・ブラックユーモアとかもたっぷり…笑
・(「ゴースト・ドッグ」のフォレスト・ウィテカーの出演が個人的にツボ)
・常人には理解できない最先端ファッション(テディベアいっぱいのコート?(…でもちょっと可愛い…♡)/蝋燭2本を頭に突き立てたヘアスタイル/究極は裸/etc…)も楽しい
・濃ゆいキャラいっぱいで楽しい
・各所で開催されるショーのそれぞれも楽しい


・ファッション業界の人々(デザイナー/モデル/ファッション誌関係者/リポーター/etc…)のクセの強さというか アクの強さというか 強烈な戸籍というか…
((それでこそ時代の最先端を生き抜くことができるのなのかもだけど…)/表での華やかさと、その裏にある地位 名誉 金 男女関係 etc…における様々な汚さとか 醜さとか…(噓や虚飾/悪い意味での闘争心(相手を蹴落とそうとするような)/猜疑心/悪意に満ちた策略/etc…自己愛 自己保身 欲望塗れ…))
・マスコミの正しい信念のない感じもまた…(とりあえずスクープとかゴシップネタとかが最優先で…/あっちにフラフラ こっちにフラフラして…/利用価値ありそうな相手には媚びへつらい…/(時には毒を吐き…笑)/本音と とりあえずそれっぽい言葉をなんとか見繕ったリポート/etc…)
・芸術(その一端としてのファッション業界も)は本来 神に捧ぐべきものであると思う(→ その動機 過程 結果において 穢れたものがあってはならないし、神の御心に適った真なる美 善なる美 絶対の美を追い求め それを表現し、それによって人々を真に幸福にすることこそ芸術に携わる者の使命だと思う(※決して自己満足のためであったり 自身の名誉損得等のためであったりしてはならないと思う))
・そしてお決まりの因果応報だったり…壁に耳あり障子に目あり…
・最後は原点回帰…?温故知新…?
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