イタリア映画だと思い込んでいたから、会話が英語でびっくり。イタリア系のアメリカのマフィアなのですね。
冒頭からマーロン・ブランドの圧倒的な存在感!そしてしゃがれた声も素敵。
非情だけれど、ファミリーに見せる優しさ。家族間の温かみを感じるマフィア映画だった。
運命は皮肉...
だけどそこが面白い
マフィアの血が流れているからといって、皆が血の気の多い直情径行な性格であるとは限らない。
けれど静かな性格の中に、秘めた一面がチラリと見えた時、こういう人が一番怖いのかもと思った。
目力の強さがハンパない。
恋する視線も、非情な視線も、一度見られたら離してくれないだろう恐ろしさ。
アル・パチーノの目の演技に釘付けでした。
物悲しいニーノ・ロータの音楽が、作品が紡ぎ出す世界観を盛り上げていて素敵だった。