第44回ぴあフィルムフェスティバル特別企画 35mm上映にて
フィルム上映に際して、画面を走る傷やノイズ、変色は付き物だ。スクリーンの光にまだ慣れていないとき、目立つ部分でそれが発現するときに、少…
不敵な笑みが漂うことにあんしんする。それはパゾリーニのきりとり方なのかわたしがひねくれているのかあるいはどちらともなのかはわからないけれど(「金持ちは天国へはいけないだろう」?)。残酷で滑稽な伝説(…
>>続きを読むヨセフの婚約者マリアは処女のまま子を身籠った。
驚いたヨセフの前に突如として天使が現れ、マリアは聖霊によって懐妊したことを告げては、そのまま結婚し、その子をイエスと名付けなさい。と告げて後を去るのだ…
新約聖書の処女懐胎からキリストの復活までを描く
パゾリーニといえば人間が堕落してしまうメカニズムを時に過激さをもって描く作家という印象だったが、この作品に関しては自分の知識も足りないせいか、「パゾリ…