未来都市を本気で描く。
丁寧に、ネットワークが高度に発達し、人間の五感を代替できる程に発達した未来の大都市。
それだけでどんどん哲学的なモチーフが出てくる。
ゴーストは生身の身体を必要としない人間の…
言わずと知れたアニメ史に残る名作。
脳以外全て義体化したサイボーグ草薙素子が自らのアイデンティティを探す物語。自分は何故自分なのか?心は何処にあるのか?人間の人間たる所以は…?
サイバーパンクな世界…
専門用語がかなり多いため、完璧な理解は求めない方がいい。押井ちゃんの世界観を共有して感覚的・思考的に捉えるのが無難だと思う。ジャパニメーションのすごさを世界的に広めた作品の1つに違いない。セリフが深…
>>続きを読む流石に全く情報を持たず映画版から突っ込むと、何も理解できない。テレビ版を見てからの鑑賞が良かった気がする。
世界観のイメージの映像を眺めているだけでも面白かったので、構造の理解が出来なければ作品は楽…
想像力というより未来を予言しているかのような作品。その根幹にはブレず鮮明な世界観の成立とゴーストという未来ならではの魂のありかたの認識。さらにこの「認識」さえも疑うという始末。記憶さえも作れて電脳化…
>>続きを読む『2001年宇宙の旅』や『ブレードランナー』など、所謂「人工的に作られた知能に魂は宿るのか」という古典的SFテーマに対する回答を80分に纏め、押井守のファッショナブルでサイバーパンクな世界観ビジュア…
>>続きを読む10代の頃、原作を読んでかなり影響を受けてしまった作品。その劇場版。映像化に関しては押井守のためにあったんじゃないか、と思うほどの劇的な邂逅。原作のおちゃらけた部分が消えてしまったのは惜しいけれど、…
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