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人間の証明のふるっとのネタバレレビュー・内容・結末

人間の証明(1977年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんかハマりきれなかったな。
中の人達に共感できないから?
人間の証明という大仰なタイトルには応えられてないと思う。

アメリカでの捜査シーンが本格的だったし
松田さんが英語で会話するのもよかった。

麦わら帽子(その人にとって大事ななにか)がそれぞれにあって、過去に失ってしまったそれに対して、物語が絡んでいく。というのは魅力だし、
過去の悲劇に、実はみんな絡んでいたことは物語でのサプライズだが
あまりに自分勝手が過ぎる感を感じた。

恭子は、散々ひどいことしたが
受賞式で、息子が死にましたって独白して身投げするし

刑事は、死なせてやろう。と粋っぽい行動をするが、警察官としてはおかしいし。
泣く泣く逮捕した砂の器とは対照的だった。

アメリカの刑事が過去にひどいことをしていた件について
刑事は自分の中にしまってしまう。
打ち解けそうな部分もあったのに。
そして事件ご終わったあとひっそり貧乏街の黒人に刺されて退場。
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