主人公やその相棒がどうしようも無さすぎて感情移入ができなかった。カルーアミルクが好きなところはかわいかったけどね。
詰まるところ、あまりハマりませんでしたなぁ。
撮影ロジャー・ディーキンスだけど、彼っぽさはあまり感じなかった。
なによりドニー(スティーブ・ブシェミ)の扱いがあまり良くなくて悲しすぎた。
ハマらないながらもすごい好きなシーンが一応あって、ラストの遺灰を海に散布するシーン、コーヒー缶を逆さまにして遺灰を撒こうとするんだけど、風向きが逆向きで、海の方に飛んで行かず、撒いた側に飛んできたシーンが愛らしくて良かった。そんな映画。