人生の不条理をここまでコミカルに描いた作品は初めて見た。デュードことリボウスキがのらりくらりと事態に巻き込まれていく姿はとても愉快で、本当はダメダメ人間であるはずのリボウスキの暮らし方が少しだけ憧れに思えた。
リボウスキに劣らずウォルターのキャラのインパクトも魅力的だった。全く言動が一致せず常に暴走している様は爆笑ものだった。そして癖ある2人にいつも置いてけぼりにされているドナルドもとても愛らしかった。
とにかく「なんでそうなるの？！」となる展開が続くがラストは本当にしょうもなくて最後まで楽しませてくれた。
