よう

プレデターズのようのレビュー・感想・評価

プレデターズ(2010年製作の映画)
3.5
(再鑑賞)
番外編的プレデター作品。
プレデターたちが違う惑星で人間狩りをしたらって設定。

かつてテレビ放送で見た。


全体的に割と好感。

プレデターが犬を使ったり、罠を仕掛けたりで、狡猾。
その中でどうやっつけるかって点が推進力に。

加えて、アクの強そうな人間側。
それぞれのキャラクターが個性豊か。
ヤバそうな人間を的確に集められるプレデターズもすこいけどね。


途中、1作目の話が言及されてる箇所があり、ファンにも目配せ。
かつ、一応その知識が役立つ部分も出てくるので、理にかなってる。


細かいツッコミはある。

アメリカ映画における日本ヤクザは美化されすぎている。
日本刀が使えて英語も話せるヤクザっているのかなあ。
ただ、彼とプレデターの一対一はなかなかかっこよかった。まさにテンプレ的時代劇。

人間チーム内があの面子なので、もっとエグいことになってもおかしくないのに、けっこう安易にチーム化してる。
いやまあ、いいんだけどね。
終盤にある、とある人物が見せる意外な本性というのを活かすためにも、ある程度仲良しじゃないとね。
そういう意味でも、エイドリアン・ブロディがリーダー的ポジションなのはよかった。彼、悪い人ではないんだろうな感が漂う人だから。

とはいえ、この当時は人種的にそういう生き残り方だわなあ。
当時はともかく、今見ると「ステレオタイプ的に露骨にやってる」感が出る。


ローレンス・フィッシュバーン。
彼も出てる、あの名作映画オマージュは笑った。鼻歌で彼があのメロディを。
彼はこの手の「敵かな?味方かな?」ってポジションの役柄が多いよね。
よう

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