このレビューはネタバレを含みます
原作ファンです。ストーリーも配役もキャラの性格も「原作ちゃんと読みましたか?」と聞きたい程...どうしてこうなった。ストーリーの一番核の部分をごっそり無くしてるし、関口君は男前すぎるし(初見で出版社にいる関口を久保だと思ってしまった)京極堂は軽くて説得力がないし、映画の木場の必要性を感じないし(原作重要部分まるっとなくなってた)、美馬坂研究所はニセモノ感が強すぎて意味がわからない...となった。研究所の今にも崩れそうな土剥き出しの壁とか、加菜子ちゃん乗せたベッドとか何なんだろあれ...。最後タイトルを回収するのが百鬼夜行シリーズなのにそれも無し。
原作が好きだから愚痴ばかり書いてしまった。敦子がイメージぴったりでとても良かったです!手足がなくなった頼子の描写も良かったです。