ゆうがer

シックス・センスのゆうがerのネタバレレビュー・内容・結末

シックス・センス(1999年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

話:3.0(加0.5)怖さ:2.5映像:2.5
音楽:2.5演技:3.0時間:3.0 計17/20

メインビジュアル(○)±0

鑑賞前から、"オチがすごい"という情報だけ耳に入れていたため、どんでん返せるものなら返してみろという自信を持てるくらいに考察してから鑑賞。
序盤、不法侵入者にマルコムが銃で撃たれるシーンがあり、1年後、何事も無かったかのように、マルコムを軸にしたストーリーが展開されていく。
察しが良すぎた私は、この時点である展開予想をする。

(ん?いくらなんでも不自然だ。もしかして、ラストの展開を先に見せてきたのか?いや、その程度では"オチがすごい"とはならない。タイトルが"シックス・センス"とあるから、誰かの"霊感"が関わってくるだろう。いきなり銃で撃たれて生きているわけがないから、この医者はすでに死んでいる。つまり、誰かの"霊感"によって、この医者と会話を交わしていく展開か?)

そんな考察をしつつ、鑑賞していくと、意味深長な描写がいくつか。
・仕事のために使っていた部屋の扉に鍵がかかっていて開けられない
・銃で撃たれた際に悲しんでいた妻がそっけない(無視される)

(やはり、これは医者はすでに死んでいるとすれば辻褄が合うから、死んでいる。)

その後、コールから「霊は、死んでいると思っていない。霊は見たいものしか見えないし、霊同士は見えない。」と言われているシーンで、私は考察が間違っていなかったと確信する。
ラストシーンにて、ついにマルコムは死んでいている事を自覚する。
序盤から考察を的中させていた私は、見事に"どんでん返し"すかしを成功させた訳だが、"愛情"や"優しさ"を感じられる、ハートフルなホラー映画であったため、満足度は高い。
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