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La nature(原題)
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『La nature(原題)』に投稿された感想・評価

[驚異的で圧倒的な力を持つ自然] 80点

傑作。1993年の『生命』以来26年ぶりの新作。今回は題名の通り自然風景のコラージュである。26年の間に映像機器の圧倒的進化があったのが分かるくらい、集められた映像の画質は様々だったが、画質が乱高下することで自然風景が自然風景でないようにも見えてくるあたり、マイケル・スノウ『中央地帯』に近いのかもしれない。山、砂漠、雲、火山の爆炎、海、氷河、雪崩などと連想を紡いでいき、その中に翻弄される人間が登場することで、"消滅したある惑星"の走馬灯のような映像たちは一気に現実味を帯びることとなる。当然のように、人間が"自然災害"と呼ぶものも登場するが、そこで津波や地震の生々しい映像も登場するので注意(観た限りでは阪神淡路大震災の横倒しになった高速道路の映像は登場していた)。地球の間借り人たる人間の生活を脅かそうとそうでなかろうと、圧倒的で容赦ないパワーを持つ自然の優位性を前進に浴びる63分である。
本作と「コヤニスカッティ」など愚にもつかぬ環境イメージビデオとを分つものは一体何か考えていたが、雲、火山の爆煙、津波の水飛沫、竜巻の渦巻き、雷etcといった形無き物(運動としてしか捉えることができない)に対するフェティッシュさではないだろうか。

「我々の世紀」などに比べて多少落ち着いた感はあるが、引用とコラージュでひた走る作風は健在であった。自然災害のフッテージの合間に挟み込まれた犬のショットに笑う。