2022年に起きたある出来事が原因で、2555年では人類が絶滅の危機に瀕していた。
そこで1人のタイムトラベラーが2022年に飛び、その出来事を止めようとするが、歴史改竄を取り締まる時空警察に行手を阻まれ・・・。
そこはかとなく漂うB級臭に誘われて観てきましたが、フライヤーやティザーから受けるイメージとは違ったノリで、出だしからフランス映画コメディ全開。掴みはOK過ぎる。
B級ユルユル設定脚本ではあったものの、作り手側の面白くしたいという工夫と熱意が感じられて、細かなことは気にならない。
そうした細かなことを気にさせない突き抜けたノリこそが、B級には大事であると本作を観てつくづく思いました。
フランソワ・デスクラック監督と友人のフローラン・ドリンが、低予算で作りフランスでカルト的人気を博したWEBドラマシリーズが叩き台となっているそうですが、本作を更なる切っ掛けに、彼らのギークな情熱を注げる場が生まれたら良いですね。
パンフ販売なし。