もめん豆腐

マラソン マンのもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

マラソン マン(1976年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のおじいちゃん同士の愚かな争い、バカバカしい。あれを見て、頭が固いと頑固になって皆に迷惑がかかるし自分も楽しくないから、陽気なおばあちゃんになろうと固く誓った。愚かな争いで自らの命を落とすのも下らないけど、誰かを巻き添えにしたら大変なことよ。
それとは別に、この映画の教訓

物騒な連中とも、そこそこうまくやっておけ

あの連中がまさか役に立つなんて思いもよらなんだ。
この作品は、ずっと観たかったのに観てしまうのが惜しくてとっておいていた作品。本日「今日観ちゃうもんね〜🤭」とポチッとしたら、観たことあった🫠🫠🫠ラストは知らないのかも!と微かな希望を胸にしたものの、ラストまでしっかり観ていた🫠🫠🫠強靭な忘却力。泣きたい🥲
JAWSのおじさんロイ・シャイダーがシュッとしてカッコいいし、歯医者さんのローレンス・オリヴィエの目つきが怖いし、道端にいたおばあちゃんが昔の敵を倒す為に頑張ってたのも目を見張った。人生の敵を倒す為なら、ああやって声を張らないといけないのですね、と学ぶ。
あてくしも一度だけ「殺されるかも…」な場面に出くわしたことがあり、殺されるか大声出すかの二択を一瞬で迫られ、大声出したことがある。怖いと声が出ないんだけど、でも殺されるかもと思ったから腹から声を出したよ。皆様もヤバいと思ったら大声出すのですぞ。その時は「助けて」より「火事だ!!!」と騒いでくれれば、近所の人が絶対に出てくるから。あてくし家ではレスキュー隊に所属していた明治生まれの亡き祖父の教えを守ってる。
それはさておき、特にローレンス・オリヴィエの恐ろしいことったら。昭和のあてくしですら、ローレンス・オリヴィエはリアルタイムでは通っておらず、せいぜい『レベッカ』を観ただけ、それも話だけを観ていたので、どこに彼が出ていたのかさっぱりわからず、これまで「ローレンス・オリヴィエ=名優!」と言われてもわからなかった。
しかし、この歯医者の恐ろしさったら。ひと目で「ヤバい人」だと、わかる“目”を演じてる。ラスト近くでもショッキングな武器を所持していて、びっくらこいた。シャキーン!って…。意外すぎる武器としては『顔のないスパイ』と同等だったわ。
もうさ、歯医者さんが割りと好きなあてくしとしては、あの拷問シーンも怖くなっちゃうからやめて~🫣ってちょっとはなった。苦手な人だったらあのシーンは完全なトラウマよね。あれはアカン🫠クリーニングが大好きなあてくしはすぐに行くけどな😼
タイトルのマラソンマンはベーブがアベベに憧れて走ってたからなのか、いまいちマラソンに意味を感じなかったな。挑発に乗せられて意地になって競争したり(しかも負けるという…)、敵のジェインウェイに追いつかれそうだったり、全然走れてないじゃん😇
そうそう、話と全然関係ないけどアベベが東京オリンピックで走ってるところを見た人が、
びゅーんと来てびゅーんとすぐにいなくなった
と言っていた。ちなみにあてくしは高橋尚子選手が走ってるのを生で見て、全く同じ感想なのをお伝えしておきたい。
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