ドルジ

めまいのドルジのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.7
75点(100点満点中)
〈脚本〉34/45点
 序盤の、謎が謎を呼ぶ展開には強く引き込まれ、終盤の予想外の展開には最後まで目が離せなかった。終わり方も、余韻を残しつつサスペンスとして素晴らしい締め方だった。残念なのは中盤のサスペンスよりロマンス要素が多くなる部分で、どうしてもかったるく感じてしまった。なんで急に奥さんの方が惚れてるのかわからなかったし
〈演出・撮影〉22/25点
 所謂「めまいショット」が出てきた時には、おーこれか!とテンションが上がった。非常に効果的な使い方がされている。“めまい”感満載のOPや悪夢の映像化にはアニメーションも用いられており、当時としては斬新だったであろうことは想像に難くない。ホテルで亡くなった奥さんの格好をしたジュディが扉から出てくるシーンでは、緑のネオンが照明として当たることで亡霊かのようにシルエットが浮かび上がっており、非常に技巧的だった
〈音楽〉6/10 点
〈演技・キャスティング〉7/10 点
〈印象〉6/10 点
面白かったが中盤眠くなってしまった
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