サッカーホームレスW杯英国代表チームを通し、生きる活力と助け合い精神を教える実録コメディ。
天才サッカー少年としてプロチームにスカウトされるも解雇経験を持つヴィニーは高過ぎるプライドが仇となり人に馴染めない。
そんな彼がチームの一員になるまでが本筋、自分勝手ながら徐々に変化していく難しい役柄をマイケル・ウォードが見事に演じていて素晴らしかった。
こういう大会が本当にあることをこれを観るまで知らなかった。
家がないだけじゃなく国を追われた者もいる、誰もが事情を抱えて挫折を経験してここにいる、優勝することが目的ではない、それぞれのハードルを超えること、それが小さな自信となり人生を変えていく原動力になる、と大会は謳っている。
そうやって100万人もの人達の人生を変えて来たそうだ。
真に素晴らしい。
日本チームの描かれ方が情けないけど、後半とのギャップが映画の趣旨を表していて分かり易かった。
観ているこちらまで元気になれる作品。
良かった。
監督 テア・シャロック
キャスト
ビル・ナイ
マイケル・ウォード
キット・ヤング
カラム・スコット・ハウエルズ
ロビン・ナザリ
セイ・コール
ヴァレリア・ゴリノ
スージー・ウォーコマ
クリスティーナ・ロッド
奥山葵
