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RHEINGOLD ラインゴールドのseapointのレビュー・感想・評価

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)
3.0
へぇ、カターという人物、ドイツでは知らない人はいないとか?しかもドイツはラップの人気が高いのかぁ。
冒頭に事実に着目してとあったのでそれなりに脚色はしているか。それでも生ぬるい先進国で生きていると、同時刻に難民や戦争が四六時中起こっているのに別次元と感じてしまう。彼は両親共々国を渡りながら、生きる術を見つけなければならない。
ラップの根底は英才教育、ピアノのイロハやリズム音を知っているから才能を開花させることが出来たのだろう。そしてそのラップの歌詞も空想や想いではなく生きていく上での体験が基になっているから心に響く。ケンカも生きるための術。ドラッグや強奪はご法度だで感心できることではないが、刑務所内の自由度ある中で作った音楽が人気を博し今に至る。人生わからないものだ。彼のことは無知であったが、劇中エンディングに流れる曲、うん好き。
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