このレビューはネタバレを含みます
かなり良かった。臨場感がすごい。戦地に近づくたびに戦争の騒音や兵器の弾丸が行き来するのが遠目に見え始める。最後のワシントン戦は高級ショッピングセンターが戦地になって対比が良かった。
唯一気になったのがツッコミどころだ。アメリカ原理主義の隊長はムチャクチャ怖かったけど、片手でライフルをパラッと撃つのは流石にどうかと思う。普通反動すごいよね。
最後に大統領一派が陽動作戦するけど、それに気づいたのはジャーナリストだけ。いや、経験豊富な兵士たちだったら真っ先にチェックしてるだろう。キルスティン・ダンストが身代わりになるシーンもなんでここでベタベタの展開にするのか興ざめだったし、大統領殺害の瞬間にジャーナリストが兵士を指示して待たせたりと、普通重要任務に就く優秀な兵士だったら上官以外には絶対従わないんじゃね、と思ったり。
そういうところが気になったのでちょっとだけマイナス点。
それにしても陰謀論者とか好きそうな映画だなと思う。