Finn

シルバー 夢の扉のFinnのレビュー・感想・評価

シルバー 夢の扉(2023年製作の映画)
3.4
ドイツからイギリスへ引っ越してきたばかりの女子高生リヴがとある儀式に巻き込まれ、夢と現実を行き来しながら自分たちを救おうと奔走するティーン・ファンタジー作品。

ドイツでベストセラーとなって映画化もされた「タイムトラベラーの系譜」シリーズの作者による同名小説が原作。
ドイツ発のアマプラオリジナル作品だけど、舞台はイギリスなので基本は英語でした。

現実のような夢の中で、扉を開けると他の人の夢の中に入れるっていう設定が面白かったし、「夢の廊下」が幻想的で映像的にもすごく好み。
音楽のテイストもすごく好きだった!

ティーン向けなのもあってかストーリーはかなり簡略化されてる印象。正直もっと掘り下げて欲しかったのはあるし、設定が面白いからもっと活かせたんじゃないかなとも思った。
でもグダグダしてないのは観やすいし、あっさりすぎたけどサクッと観られたし、テンポが良いから逆によそ見する暇がなくて良かった。

ドイツではかなり有名な作者さんみたいなので、原作小説を読んでみたい。
ファンタジー好きでサクッと気軽に楽しみたい人にオススメです。
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