まっつほっち

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のまっつほっちのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの映画館で鑑賞。ってか、4月頭からずっと体調が地味に悪くて、映画を観る余裕がなかったのです…。


なんか、いよいよコナンもマルチバース化して来たんかという感じでした。名探偵コナン、まじっく快斗、YAIBA、まで網羅してないと細部まで理解するのは今回はちょっと難しい仕様になっていました。でも、かと言って、コナン以外見てなくても、十分楽しめるのがこのコナン映画の良いところではあります。

登場人物も多く、謎解き要素もちょっと複雑でんー、といった印象。
トリックも大掛かりなだけだしちょっとイマイチかなー。
刀の件、異様に長い上に別に、その重要な刀なくても謎解き出来るので笑った笑
なんの為に皆んな刀探してると思ってんねん笑ダンボールで代用出来るの凄い笑


個人的にはお宝が実は兵器ではなく、暗号機と暗号解読機だったというオチでしたが、犯人がめちゃくちゃ落胆してるのがちょっと理解出来なくてポカーンとしてしまいました。

確かに、暗号機や暗号解読機は今では価値のないものかも知れないけど、戦時では暗号の解読はめちゃくちゃ重要な、それこそ戦況を変える程に価値のある貴重な機械なのに、それを「こんなモノの為に…」って落胆する気持ちがちょっと理解出来なかった。

話は逸れますが、2014年公開のイミテーション・ゲームという映画を観てもらえれば分かるとは思いますが、暗号を解読したお陰で助かる命もたくさんある、そんな重要な機械を「こんなモノ」って言うのが何だかモヤっとしました。


相変わらず、コナンは激ヤバだし(ロープウェイをスケボーで走る笑)、平次はイーサン・ハントだし(飛行機に捕まって、飛行機の上でチャンバラ)、キッドは良いところを持っていくしで、面白かったんですけど、個人的には前作の方が面白かったかなと思います。


ラストのサプライズ展開、来年の映画へのメインが意外なストーリーになりそうで期待感だけは凄い笑また来年も楽しみですね。