おれんじ

あまろっくのおれんじのネタバレレビュー・内容・結末

あまろっく(2024年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

母が観たいと言った映画で、母と鑑賞!
面白かったです。

鶴瓶さんの心に残った言葉
「死ぬまで笑っておきたい」
「人生で起きることは何でも面白がらないと」
「残った者は自分の人生を思いっきり楽しまないと」

リストラされた娘に、「祝!リストラ」て、赤飯を炊いて玄関に待ち受ける姿。普通じゃ逆でしょ?でも、逆に慰められたら、もっとしんどかったと考えると、すごいなぁと思った。

出会ってすぐ交際もしていない相手にプロポーズする人生もあり。
本当は辛いのは大の苦手だけど、唐辛子のたくさんかかったうどんとさりげなく交換してくれる優しい人。
最後、海外には行かずに工場の新人として就職してた南雲さんにはびっくり。 

鶴瓶さんがあんなに早く亡くなると思わなかった。
最後に父親が作ってくれた不器用なでっかいおにぎり。
自分の父親が20歳の娘と結婚するなんて想像もできない。新しい妻(中条あやみ)は、難ありな家庭で育ってきた。家族みんなでご飯を食べることに人生をかけるような人。旦那はすぐに亡くなってしまったけど、1ヵ月だけでも夢が叶えられて良かったと思うって。台風の時も基本いつでも1人だった。彼女は、誰かがそばにいてくれるだけでとても嬉しそうだった。人によって幸せの尺度は違うけれど、震災とか、家庭環境の複雑さとか、そんなものを含めて今ある幸せを再認識できる映画でした。

中条あやみは、鶴瓶さんに出会って、辛かった過去の事までキラキラしてきたって言ってて、何かいいなって思った!そういう人に出会いたい!

風邪をひいたと嘘をついて、鶴瓶さんを自宅に招く企みも、そういう嘘もあり。笑
父親の再婚相手と2人で暮らしていく人生なんて想像できなかったでしょう。それでもうまくいっているなら、仮に世間になんと言われようと、自分たちが幸せならいいと思った。
本当に人生わからないことばっかり。

マイナスなことのプラスに変えて、いつも笑っていられるような、鶴瓶さんのような人生を歩んでいきたい。どんなことが起きても、それを楽しめる位の自分になれたらいいな。

中条あやみの着ている服がいちいち可愛かったし、作る料理がとても美味しそうだった。女子力高い。辛い過去があったとしても、こんなふうに明るく笑顔で生きたい!やっぱり女の子らしく、身なりもそうだけど、笑顔で生きたいなぁ。

映画の最中に出てくるババロアや、うどんを見て食べたくなりました。
帰ってババロアを作ってみました🍮

鉄工所で働いている人たち。火花が飛んでて、自分の彼はこういう溶接の仕事をしているのかなと。

【TODO】
とりあえず笑顔で、人生で起きることは何事も楽しむ。
プラス思考で生きる。
今ある幸せをかみしめる。
おれんじ

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