ヒカル

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニーのヒカルのレビュー・感想・評価

3.5
アカデミー賞歌曲賞ノミネートでビリー・アイリッシュのライバルとなるので、偵察の為にネトフリで視聴しました。(ネトフリのアカデミー賞関連作7作品目/10作品。←1本漏れてましたので10作品に修正。アカデミー賞受賞式迄後3日の2024/3/8に視聴。)



バティステさんはジュリアード音楽院で修士号を取得されている音楽エリート一家出身の方ですか、ジャズ系で自分の聞くジャンルとずれており存在を認識しておりませんでした。ただ、グラミー賞を取ったアルバムは既に2曲お気に入りに入れており、ラナ・デル・レイとのコラボ曲も何度も聞いた曲だったので知らぬ間に聞いていたアーティストでした。


本作はまたまたドキュメンタリー系なのですが、音楽賞の受賞、奥さんの病気、タイトルのアメリカンシンフォニーを演奏する迄などなどで映画にするに相応しく、かなりドラマティックなもので、最後まで一気見しました。良くここまで私生活を記録し、編集し一本のドキュメンタリー風映画かと思わせるレベルまで持っていったのは凄いと思います。


天才である事は間違い無い様ですが、音楽ジャンル的には即興ジャズ系で、BLUE GIANT以来ジャズも頑張って聴きましたが自分には厳しかったので、グラミー賞のアルバムをプレイリスト入りしましたが聞くかどうか未定です。(ジャズで良かったのはビル・エヴァンスやエロル・ガーナーのピアノ系でバティステさんもピアノ系なのでいけるかもです。)


歌曲賞候補がどれなのかは結局わかりません(エンドロールの曲であればかなりもっさい曲)でしたが、映画ラストの演奏のシーンなどは実はマエストロより楽しめました。意外とオススメの映画です。また、これもオバマ夫妻がエグゼクティブプロデューサーでした。オバマさん映画好き過ぎですね。
ヒカル

ヒカル