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風よ あらしよ 劇場版のperthkumiのレビュー・感想・評価

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)
3.3
女性という立場が男尊女卑で今よりずっと厳しかった時代、どう自分らしく生きるか、もがいて精一杯自由を求めて生きようとしたのだろう
自分の祖父母、ご先祖様は非常に稼ぐ事に苦労したのかな、と色々思いを馳せる
途中から恋愛によって伊藤野枝と大杉栄が常に行動を共にするようになり、頭が理解し切れない箇所が何点もあった
でも恋愛とは惹かれあってしまったら理屈じゃない
それに辻潤演じる、稲垣吾郎さんの病んでいく過程、野枝に反発心を抱く歪み方は、一緒に生活するようになって生まれてしまったもの、私が独身の時なら理解できなかったろうな、と感じた
うん、やっぱり他人同士、違う環境で生きてきて、苦しい社会情勢が背景にあれば、足並みが揃わなくなるのは想像に難くない
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