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無名のnebuliepassのレビュー・感想・評価

無名(2023年製作の映画)
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歴史知識が必要。でも、あとからじわじわとあれってこういうこと…?となるような映画でした。後から答え合わせみたいにつながってくる。
主演二人のアクションが本当にリアルで迫力があり素晴らしかった。トニーレオンの嘲笑うような笑い方、すごい。王一博の感情の表し方もすごかったし、日本語頑張ってた。
ただ、日本語話者の方の棒読み感が気になったのと、日本語でも字幕が欲しいと思った。
対話のシーンのアングルが不思議な感じだった。間に流れる音楽がすごくオシャレで、緊迫感や感情の動きが表現されてて素敵だった。


2024.5.25 シネマート
二回目鑑賞。事前知識を入れた上で見たので一回目よりも内容がわかったし、何を言っているのかわかった。前回気になったアングルも、時間の流れも気にならず、むしろそれらが全てこの映画の良さであると思えた。映画が進むにつれて、徐々にわかってくる状態。無名、というタイトルには、当時そうやって名前は残らずとも、秘密裏に動いた人々がいたことを感じさせられた。トニーレオンの余裕がありそうで、奥さんの危険が迫ってでもバレてはいけない、というときの表情が良すぎる。演技が好き。王一博の日本語も、メイキングで日本人から教わっていたとわかって努力家であると思った。
・途中の犬の描写
・逃した女の人の正体
・ミルフィーユである意味
なのまだ気になるところがある。
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