台南の蒸し暑い空気を思い出したけど、18歳を演じるシューグァンファン君と少し年上役の清原香耶ちゃんの爽やかな2人を見てるとそれも忘れそう。
市場、2人乗りバイク、レトロな映画館、十份のランタン上げ、海、賑やかであったかい台湾の仲間…台南の景色が眩しいくらいの日差し。
そして、18年後の日本。
36歳のジミーはちゃんと大人になってて、時々振り返るあの頃とちゃんと区別がつくので凄く分かりやすかった。
日本語の台詞も違和感が無いシューグァンファン君は凄いと思った。
そして、冬の新潟…こんな所にジョセフ・チャン!
日本の配役もとても良かったし、
台湾と日本、それぞれの風景の対比が夏と冬になっている感じも好きです。
TVの予告を見たくらいで情報を入れずに見たので、エンドロールにプロデュースにチャンチェンの名前が出てビックリ!
本人にも出演して欲しかったな。
甘酸っぱい青春とその後を描いた映画としてはストーリーは平凡かもしれないけど、景色やひとつひとつの場面が丁寧に描かれてていて心に染みる映画でした。