このレビューはネタバレを含みます
“自分探しの旅”とよく言うけど、この映画で描かれてたのは”自分を確認するための旅”。
大切な人との思い出を辿りながら。
旅の先々で出会う人たち、その土地の景色や空気を映しながら。
よくある恋愛映画かな?と思ってたけど、現在の自分と過去の自分が向き合うロードムービーだった。
(しかし予告を観て、ヒロイン死にそ〜って思ってたら案の定だったので、よくある恋愛映画かよ〜てなっちゃった)
せっかくなら劇中でもミスチル流してほしかったな。この場面ではこの曲が、あの場面ではあの曲が合いそうだなとイメージが浮かんでくるあたり、ミスチルの音楽って人生のBGMなんだなぁと改めて感じた。
台湾と日本の風景も美しくて旅をしてる気分になった。登場人物もみんな優しい。透き通った映画でした。