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ありふれた教室のsashaiceのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
4.4
真実が正義か?
結局何が正しいか分からない!そういう作品。善と悪、真実と虚偽、明らかな境目はあるけど必ずしも二元論で語れないもの。少し落下の解体学と似たすっごく考えさせる深い内容だった。エンディングが強烈に語ってたね。善意も正義も全部裏目に出るストレスマックスの心理スリラーでした!学校ってこどもが介在するから予想外のことが起きまくるドラマのテーマパークだよね、、

学校の規則とか法律とか絶対正しいっていう基準はあるけど世の中にそれで図りきれないものや、必ずしもそれが正義でなく勝たないときがあるって感じに解釈したけど合ってるか分からない!こどもが絡むと物事がより一層複雑になる。なぜか学校の先生ってこういう世の中の標的になりやすいよね、こどもの無邪気さが一番怖い。親も子どもも同僚も全てが敵になってしまったとき、果たして自分のやったことは正義だったのかってノイローゼになるくらい考えるよね。
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