もっと大人対子供たちの騙し騙され合戦かと思ってたけど、それほどではなかったなぁと言う印象。
もちろん騙したり、脅したりの逆転劇はあるんだけど物語の大半は子どもたちが有利な状態で話が進んでいたような気がする。
また大金飛び交いそうな話なのに、意外と積まれた札束とか出てこない。
そう言う意味では人生お金じゃないとも言える内容なのかもしれない。
岡田将生は胡散臭い人を演じさせたらほんと一流の胡散臭さを醸し出すなぁ…
子どもたち側の演技もそれぞれの性格、個性がよくわかるような演技で良かったなぁ。
星乃あんなさんは瞳がとても綺麗でとても魅力的でした。
そして、主人公の安室を演じる羽村くんも見事にいじめられてそうな子から人を見下したような演技で見事に真相を煙に巻いて最後まで楽しませてくれたなと…これからの活躍にも期待したい。
終盤一気に展開が早まるような感じで、
騙し合いというよりはどちらかが隙を見せるたびに攻守逆転する感じは面白かった気がするけど、詰めが甘いなーと言う気もするけど、まぁ何かひと段落した時こそ隙ができるってもんでもあるよなぁって感じ。
岡田将生のサイコな感じ含め、作られたサイコパス感は強くてちょっと厨二感もある気がする。勝ち誇ったらファンファーレ的なクラシック流れる演出が…その辺なんか無理ってなっちゃうと全然楽しめないかも。
気になっちゃうところもあるけど、(そもそもゴールドボーイって…)テンポ感も良く最後までしっかり楽しめる作品でした。
エンドロール後ちょっと映像出るけど、2?あるのかな??