評価分かれそうだけどかなり面白かった!
気まずさの魔術師か?と思うくらい、気まずい(でも愛しい)会話劇が繰り広げられる。"愛なのに"でヘタですよね?て言われてる中島歩が好きすぎたのだが、それと同系統のヘタレ中島歩が観れて良かった。恋愛ダルっだし恋愛は団体戦。
欠落してるのに愛しい人間たちの映画、本当にすきだな。モーとむっちゃんの会話の、棒読みとすれすれの低音な感じとか絶妙すぎてじわじわくる。何気なく人生の名言連発してるし。ベンジーとむっちゃんの気まずいところから会話のルール発生して朝食バイキングの話で盛り上がるシーンめちゃくちゃすき。
中島歩の演技の温度感が池松壮亮と似たものを感じるのでもれなくかなり好き。んで、ハイスペックなのにヘタレというかガン詰めされている中島歩はもう本当に最高。てかビジュアルも声もカッコ良すぎるので画面に映ってる間はずっとにやけてるんだけど、ベンジークソダサすぎてその高低差も本当に最高。
女優の筧美和子大好きなのですがこちらもハマり役でしたね。
なんてダサカワな映画〜