負け犬チョンミ

サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者の負け犬チョンミのレビュー・感想・評価

4.5
インド独立運動の祖である方をモデルにした映画。
ラクシュミー・バーイも大英帝国軍を前に散って終わっているので、まぁ、この映画の結末は最初っから解っていましたけどね。

いや、年のせいかな(笑)
感動して泣いてしまって。
RRRに比べ、イギリスが鬼畜でなかったから、少し穏やかに見れたのかもしれない。

しかも、インド映画ファン歴5年ぐらいの私でも知っているスター俳優がいっぱい出演しているのに、クドくなかったのね。
主人公は60歳超えたメガスター・チランジーヴィでなく、もっと若い方にした方がいいんじゃないの???と思ったけど、この豪華スターの共演では、チランジーヴィでなくては主人公は目立ちません!!!
しかも、チランジーヴィのオーラ半端ない。

冒頭とラストのラクシュミー・バーイはバーフバリのアヌシュカさんかなっと思ったけど、踊子ラクシュミのタマンナー様は気付けなかった(涙)

日本人の見方からすると、主人公ラナラシムハーはクソ男と思うけど、まぁ、色々インド映画見てインドについて色々学んでくると解ってくるんですよ。
絶対、踊子ラクシュミとナラシムハーのハッピーエンドは100%ないんですよ。例え現代でも。
そう思うと、踊子ラクシュミの最後は素晴らしい。とても格好良かったです。
流石、タマンナー様。

3時間弱と凄く長い作品でしたが、
見終わった後、また見たいと思いました。
配信もしくはDVD化希望!!!