大味なスラッシャームービー。だがそこがいい🤣
繊細な味付けのスラッシャーはスラッシャーじゃないと言わんばかりにウスターソースとケチャップかけときゃ全部旨いんだよ精神の豪快な映画です。
陽キャでパリピな体育会系の学生が女の子といちゃいちゃして殺人鬼にぶっ殺されて血がドバドバ噴き出す映画でこれに付け加える要素は基本的に無いと思います。
ヒロインはパリピグループに属しているが優等生で清純派で、でも彼氏は切らさないテンプレ通りの設定だし、雑なミスリードで殺人鬼の候補が次々に浮かび上がるし、殺人鬼はどこでもドアを使わなきゃ無理だろと思うほど神出鬼没だし、イーライ・ロス監督にスラッシャー映画の講義を受けてる気分になります。
ただスラッシャー映画は殺し大喜利が楽しみなわけですが、本作は新しい!と思えるほどの殺害シーンは無いように感じてそこが残念でした。
その代わり?様々な映画からの引用があって楽しかったですね✨
あと殺人鬼が猫に優しいんでほっこりしました😽