花とみつばち

日本の熱い日々 謀殺・下山事件の花とみつばちのレビュー・感想・評価

5.0
国鉄三大ミステリー下山事件を描く。
矢田美喜雄の小説を脚色したもの。
主演仲代達矢、昭和日報の記者矢代。

昭和24年7月6日、轢断死体で発見される国鉄下山総裁。他殺か自殺か?
この事件は不気味で興味津々。
下山総裁の替え玉の登場や、韓国の情報屋の言う「しゃがれ声の男」。矢代に手紙を送った堀内一男という男。
その堀内が下山総裁の誘拐の手先となるが、それ以前に仲間と勤務する、國原鋼材。ピアノ線を作るキナ臭い工場。
下山総裁を線路まで運ぶ仕事を受けてしまう丸山。
キーポイントとなる、井川比佐志、伊藤孝雄、隆大介が良かった。
と事件の流れが興味深く面白い。
真相は分からないし、この作品の内容がどこまで真実に近いのかは分からないが、この事件の一端を映画を通して知れたのがとにかく面白かった。
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