今は色々変わりつつあるミポリン。最も美しかった頃のミポリンの作品で、「 私の頭の中の消しゴム 」のイ・ジェハン監督。原作は辻仁成。
結婚でブランクが空いたせいか、ミポリンって「 love letter 」「 東京日和 」もすごく良い演技をしているのに、少し歌唱力も含め演技力が低下している様に感じる。だけど、タイ バンコクが舞台なのと、本当にミポリンが美しい。
人間は死ぬ時「 愛された事 」「 愛した事 」どちらを思うのだろう。
航空会社に勤める東垣内豊( 西島秀俊 )。計算で結婚する人生を送る。「 お互い想い合っていればいつか逢えると信じていました 」と２５年後に再会する豊にミポリンは言う。
人間は心に忠実に生きるのか、それとも打算で生きるのが正解なのか……
きっと逢っていた頃の２人には答えが出ない。長い年月を経てその答えが出るのだろうし、答えも人各々。
しかし、この当時のミポリンは綺麗だった。贅沢な衣装やメイクで様々な印象を作り上げている作品。ミポリンファンには堪らない。
