このレビューはネタバレを含みます
反戦の映画。
非日常の事態が身近にある現代で、ありのままでいる事が1番のレジスタンス。
それは服や食べる物が日常通りのものであった事が示していた。
冒頭20分程は、主要3者が無言で日常を過ごすシーンが流れる。
また絵の中で語ることがかなり少ないので、物語が展開するまで能動的に状況や言動の背景を考えながら観なければならない
だからこそ、後半の展開に惹きつけられ1時間の作品と思えない程の濃く印象に残るものだった。
困難な状況でも、ありのままで過ごし続けた彼女達は、心でその状況に勝ったと思う
演技なのに抜けた会話ができるのが凄い