メラニー・ロラン監督主演作。
ロランはこれがやりたかったのか。
プロの泥棒の引退劇。
ヒロイン二人はめちゃくちゃ強く(銃器でも素手でも)、計画は全て成功、ラスボスはうかつで弱い。リアリティは求めてはいけない。
かなりコミカルな作りで、Netflix製作らしくわかりやすく明るいコメディタッチだが、いまいち笑えないギャグが満載。
エンドロールがNG集になっているのも、そういう作品を念頭に置いているのだろう。
というわけで、私の指向からするとかなりつらい鑑賞時間だったけど、それでもアデル見たさに完走した。
そしてロランも良い感じに歳を重ねて素敵だった。
(俳優目当てで作品を選ぶと不幸な映画人生になる。映画が好きならね)
ラストまで観るとこれもまた純愛の話だったとわかる。
ロランも「アデル」が好きなのかな。
健康的で堂々たる体躯も魅力的。
アデル立派になって笑