檸檬

52ヘルツのクジラたちの檸檬のレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
3.6
正直期待してなかった。

あのポエムのような小説をどのように映画化するのかと思い、気になり鑑賞。

原作で唯一感動したところをふんだんに盛り込んでおり、泣いてしまった。

前半のクサいセリフを聞くたびに、原作を読んでいた時の「こんなこと言う人いないだろ」という感情が邪魔をしてきた。
感動シーンのはずなのに、「あ、言った😳」と思った瞬間、笑いが込み上げてしまい堪えるのに必死だった。
何なら鳥肌もたった。

後半は、前半の違和感に慣れたからか、それとも違和感のあるシーンが少なかったからか、物語にやっと入り込むことができた。(おそい)

原作にかなり忠実だったことから、原作にリスペクトのある作品であると思う。
ただ、自分には原作がハマらなかったため、現実との乖離についていくことが困難だった。

この映画は原作未読で鑑賞したかった。
檸檬

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