正直期待してなかった。
あのポエムのような小説をどのように映画化するのかと思い、気になり鑑賞。
原作で唯一感動したところをふんだんに盛り込んでおり、泣いてしまった。
前半のクサいセリフを聞くたびに、原作を読んでいた時の「こんなこと言う人いないだろ」という感情が邪魔をしてきた。
感動シーンのはずなのに、「あ、言った😳」と思った瞬間、笑いが込み上げてしまい堪えるのに必死だった。
何なら鳥肌もたった。
後半は、前半の違和感に慣れたからか、それとも違和感のあるシーンが少なかったからか、物語にやっと入り込むことができた。(おそい)
原作にかなり忠実だったことから、原作にリスペクトのある作品であると思う。
ただ、自分には原作がハマらなかったため、現実との乖離についていくことが困難だった。
この映画は原作未読で鑑賞したかった。