雨雲模様

キラー・ナマケモノの雨雲模様のネタバレレビュー・内容・結末

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これはよくあるB級ホラーじゃない。

B級コメディーだな(;^ω^)

チャッキーやグレムリンのような可愛いけど怖いとはまた違う。ナマケモノの動作がまず人形じゃんと突っ込むところからスタートする(笑)

そこはパナマの密林に生息している本物のナマケモノを使うわけにはいかないからね。

主人公はエミリーはソロリティ(大学の女子の社交クラブ)"シグマ・ラムダ・シータ"に所属する大学4年生で最後の年になっても地味で冴えない生活に焦りを感じていた。そんな中、母親も学生時代に役目を果たした会長にいつかはなりたいという願望を抱きながらも、現会長のブリアナには勝てないと思ってなかなか自分の意思を発言できずにいた。

SNSのフォロワー数が物を言うみたいで、エミリーも密猟で連れてこられたことを後々わかりながらも森に帰そうとせず、そのうえ寮はペット禁止であるにも関わらず勝手に投票を行い賛成多数で寮のマスコットにすることが認められてからナマケモノのアルファを通して自身のフォロワー数を集めたいがためにアルファと写る写真をアップして次第に注目を集めるようになっていく。

しかし、野生のアルファは還るべき場所があるわけで、いつまでも人間の玩具ではない。パナマの森に還りたい気持ちが次第に人間を恨む気持ちへと変わり、学生達を襲い始めていく。

顛末はだいたい読めたが、最終的にはエミリーにとどめを刺されたアルファが額縁に飾られたパナマの森を見て還りたいと意思表示してようやく森に還す決意が出来ると、その後は改心して密猟された動物を保護するように働きかけるようになるのだった。
雨雲模様

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