渋谷TOEIからBunkamuraル・シネマに変わってから初訪問となりました。
本作、事前情報を全然入れていかなかったので、ラストはけっこう衝撃を受けました。
演者さんたちがもともとスタッフの方など、ほとんど無名に近い方たちのようで、そんな独特な演技、演出が、印象的なカメラワークと荘厳というかドラマティックな音楽と合わせて妙に惹きつけられました。
芸能事務所による地元民への説明会は、双方の立場や意見が分かるだけにヒヤヒヤしたし、車の中での２人の会話やうどん屋さんでのシーンなんて笑っちゃったし、登場人物それぞれの背景が絶妙に伝ってくるので、要所要所で感情移入するところがありました。
とにかく芸能事務所の社長（ちょっとアダム・ドライバー似）とコンサル企業の担当、この２人が最も悪に近かった気がします。
