素潜り旬

悪は存在しないの素潜り旬のレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
-
20240504
第七芸術劇場で『悪は存在しない』観た。個人的な経験からとても怖く感じた。ただ、別の部分で、あなたが暴いてくれてありがとうという爽快な部分もあったり。緊張し過ぎて頭いたい。

石橋英子の演奏用の映像として音なしで作るという前提がまずあったのにイタリア式本読みからはじめる濱口竜介やばいなとは思う。結果的に劇映画も出来ているし、凄すぎ。

オープニングの奇跡的なショットはリゾームだと思う。偶然性から導かれるものとして、しかしそこに確かなものがあるとして。
素潜り旬

素潜り旬