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悪は存在しないのmarikabraunのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
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いくつかの長回しのロングショット、特に立ちこめる煙に夕陽が透けていくあの時間が忘れがたい。水の流れとバランス。大抵ひとつかふたつの面と主観だけで善悪を判断しているに過ぎない、だけどそうすることしかできない私たち人間をのみこむような自然がよかった。せんだいメディアテーク館長の鷲田清一氏『対話の可能性』の言葉がぼんやりと浮かぶ。@ICA
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