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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のmylifeのレビュー・感想・評価

4.2
遂に…この時がやって来た。待ち焦がれていたコワすぎシリーズの最新作。ってなワケで「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」を初鑑賞してみた。

監督は当然ながら白石晃士。恒例のカメラマン役で登場している。工藤DとAD市川…そして、カメラマン田代を交えてのお馴染みのトリオが帰ってきた。

しかし、工藤はプロデューサーに、市川はディレクターに、それぞれ出世していたのに軽く驚かされる。本作では工藤Pと市川Dと呼べばエエのかな。ずっと役名で覚えているので俳優名は相変わらず知らないけども。

そんな、コワすぎシリーズも本作で10作品目。どうやら、これでフィナーレらしい。9作全て制覇したもので、コレは観なくては…なんて柄にもなく、はしゃいでみた。内容については特に何も知らへんけどね。

まずは心霊スポットに到着。だが、とあるデジャブが頭を過る。この場所、この雰囲気…何処か見覚えがあるぞ。ってな感じで、私の浅はかな記憶媒体がフル回転する。

建物の中に入った瞬間に「カメラを止めるな!」のロケ地を思い起こした。記憶が曖昧やったので半信半疑であったが他の方のレビューでも見かけたので間違いではなかったようだ。一安心。

さてと、赤い女が登場。序盤の挨拶代わりのように怪奇現象が飛び込んでくる。そんでもって、この映像を元に調査していくパターンね。恒例の霊能力者も登場しパーティに加わる。

再び心霊スポットに訪れるコトになるのだが時空を飛び越えまくるし、もうやりたい放題の展開。まぁ、これぞ…コワすぎシリーズやんね。ニヤリ。

もう手に負えないように、なってきたので、最強の助っ人が現る。霊能者のおっちゃんの師匠である珠緒か登場。電話の声で女性とは思ってはいたが…まさかの、ギャル風ヤンキースタイル。いゃあ、意表を突いてくるなぁ。

武器が何とも素敵で、エルボの付いた鉄パイプ。工藤Pの金属バットも健在。相変わらず、コワすぎの世界では幽霊に対して物理攻撃は有効なようだ。

そんなこんなで、これで終わりやと思うと、ちと寂しいフェイクドキュメンタリー。もう最後の方はワケわからん展開やったけど集大成には相応しいと思う今日この頃なのだ。
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