アンドレア・ディ・ステファノ監督の話を聞くことができました。
日本では非日常の中に自分がおかれる作品が多いですね、と。
たしかに最悪の事態が起こってしまう作品はとても多い。
この作品も退職のお祝いパーティーが行われている裏で史上最悪な事が起こってしまう。
監督は、CGを使わず、フィルム撮影にこだわる。空撮でさえもドローンを使わずヘリでの撮影。つまり通常よりえらくコストがかかっているのだが、それでも実在感ある本物の映像を作りたいのだそうな。先日昭和ゴジラを見たのだがやはりすべて精巧なミニチュアを作って破壊する。その職人芸こそが人を熱くさせるのかもしれない。
本物の撮影。たしかな俳優。現実の社会問題。それらがとても上手くからみあっていた。
人が正義を貫く姿を描いていきたいとのことなので、もしかしたらあの結末は。。。。