このレビューはネタバレを含みます
ホラーは嫌いだけど、サスペンスならいけるかなと思って、見に行った。
ホラーな見せ方だけど、こういうのは人間が一番怖いパターンと言い聞かせて乗り切った。栗原さんが一緒だと心強い。
売りに出てた家は普通に内見の振りして見に行ったら、見せてもらえるのでは？
不法侵入じゃん。
2階から謎空間を覗き込むとこは、謎空間の存在よりも、もしそこに突き落とされたらどうする？って恐怖が。あの時点では妹さんも、見知らぬ女なわけだし。
雨宮さん、あちこち行くわりには、準備が軽装すぎる。
お妾さんは可哀想だけど、本家が没落したのは成るべくして成ったんじゃないかな。
当主が愛人つくるのも時代的にはよくあることだったんかもしれんけど、本妻の反応見るに、夫婦関係が駄目になってたから、愛人作ったんじゃないかと思うし、そんで呪われたっつって霊媒師呼んじゃううえに信じちゃうような人らが主人じゃ、家は没落するわな。
お妾さんの呪いに対処するって、まずはガチの謝罪したんか？って感じ。偏見かもだけど、ああいう人らって自分の非を認めないから、謝罪なんかしてないんじゃないかな。ガチで謝罪して、それでも許してくれないなら、一族が滅んでもやむ無し！ぐらいの気概の人じゃないと、名家を存続なんてさせられんよ。と思う。
栗原さんがいろいろ妄想してたから、お妾さん側を妄想すると、
①そんな呪ってなかったのに、左手信仰のせいで無理矢理呪わされて、自我も失い、悪霊となってるパターン
②ちょっと呪ってやったら雇い主とその子孫が戦々恐々としながら左手持って来るようになって、ウケるからそのままにしてるパターン
③お妾さんはさっさと成仏してて、狂った一族が勝手に祀り上げてるだけパターン
個人的には②で、ほっといたら何かきたねー左手納めてくるんですけどー。この辺農民しかいないからさー。たまには街の男か女のスラッとした手がほしいんですけどー。みたいなギャルだとウケるなと。
妄想ね。
雨宮さんが良い人で良かったよ。暗い終わりじゃなかったので、気分落ち過ぎずに済んだ。
ギャルの悪霊の妄想して、何とかテンション上げてるところ。
サスペンスは良いけど、ホラー風味はやっぱり苦手でしたわ。
