うーん違う。邦画の嫌な部分出てたな。矛盾点、多くの疑問点、小説を2時間くらいで収めないといけないから内容を雑に扱ってる感じとか、主人公は良い人、正義みたいな構成。個人的はそういうのサムイと感じてしまう。そもそも原作を語るなら大元のテーマとかは、できるだけ崩れないようにはして欲しかった。これなら原作というより、パロくらいで留めて欲しかったかな。原作ファンとしては。期待はしてなかったけど、正直態々映画館で観なくても良かった。
原作の軸がブレブレ。特に左手供養の内容設定が浮ついてたてた。その辺大事なところだろうに。小説では、怪奇ミステリーで徐々にじわじわ怖さとか興味を唆る作品だったが、映画ではオリジナルもちらほらあって、ミステリーよりはホラー寄り？日本ホラー特有の脅かし方。シーンからのドーーーンってやつ。もう来るのわかる。もっとミステリー要素欲しかった。
金目的とか、チェーンソーババアとかサクッとやっちゃう感じとか、必要性あったか？内容の薄さにはガッカリだった。小説読み直そうと思う。雨穴さんの原作を映画にするのはやめた方が良さそう。
