約20年ぶりに創設メンバー3人で再び集まったくるりのアルバム制作現場に密着した映画で、新しい音を0から生み出す過程や瞬間を収めたもの
音楽に真摯に向き合って制作し、トライアンドエラーを繰り返し妥協することなく完成させていく様子が見れて良かった。
一度離れたメンバーの森さんが改めてひとつになり、音楽に向き合っている際の表情やドラムの演奏がとても印象的だった。
元のメンバーである3人が仲良く会話したり、かつての思いを語っていて、この映画で見る3人が作る音楽が同窓会的でノスタルジックな感じもあり、くるりの曲自体どこかへ旅して風景を見ているような気持ちになれるなというのを前から思っていたけど、岸田さんがいう"アート"がまさにソレだと思う内容で心が震えた。
映画の中で演奏する曲やMVもすごく良い曲ばかりで改めてくるりが好きになった。